こんにちは、さらせなです!
今日は、わんちゃんの塩分摂取についてお話したいと思います。
人間と犬
人間と犬は、一見同じ動物、生き物だと思いますが。そこには少し体の構造が違います。誰でもわかりやすいのが人間は言葉を話し、犬は言葉を話しません。細かく言うと言葉を使いやり取りは出来ません。そして人間は二足歩行なのに犬は四足歩行です。これは誰もがわかっている事だと思います。しかし見た目には分からない深い部分でも大きな違いがあります。例えば人間は記憶を得意としています。物を覚える事が出来ます。自分の意志で物を覚えて成長する事が出来ます。しかし犬は物を覚える事は出来ますが、自分で成長の為に覚える事はほぼありません。本能が強く、本能にそった行動をして生活をします。見た目分かりやすい違いや深い部分の違いが色々ありますが、ちょうど中間になる部分にも大きな違いがあります。ではその大きな違いとは何か見て行きましょう!
大きな違い
人間も犬も運動は行う事が出来ます。暑さや寒さの中でも工夫すれば生きる事も出来ます。しかし、ここには大きな違いが存在します。人間は運動して体温があがると汗をかきます。暑い時も汗をかきます。寒い時も洋服を厚着したり、コタツに入り体が熱くなると汗をかきます。しかし犬は汗をかきません。細かく言うと一部分(肉球)は少し汗をかきますが。人間の様に体温調節の為に汗をかくことは無いのです。
汗をかかない理由
犬が汗をかかない理由は、体を覆う毛にあります。人間は汗をかき臭くなると水で容易に流す事が出来ますが、犬は毛が多いので汗を流しても毛に匂いが付いてしまいます。自分の体臭が毛についてしまいます。犬の先祖は自然界で生活をしていました。弱肉強食の中で生きていました。ここで問題になるのが匂いになります。匂いが体についていると他の肉食動物に発見される確率が高くなってしまいます。ですので犬はその生活の中で進化して汗をかかなくなったのです。汗をかかなくなり体温調整が出来ないので、犬は体温調整のためにパンティングを覚えました。(運動後や暑い時にハァハァする行為)
塩分との関係
この汗をかかない事が塩分と関係になって来ます。人間を見ると良く分かりますが汗をかくと塩分も一緒に体の外に出てきます。ですので人間は塩分を摂取する事が大切になります。体の中に一定数の塩分を持っていて汗をかいて出てしまった場合、摂取して取り戻さなけれがならないのです。塩分は生命の維持の為に一定数体の中に無くてはならない物なのです。しかし、犬は汗をかきません。体の外に塩分が出てしまう事はほとんどありません。ですので必要以上に摂取しなくていいのです。普段食べている自然の食べ物の中にも塩分は含まれます。ですので自然食だけで塩分量は足りているのです。ドックフードの中にも少量の塩分は含まれています。そして人間と違い塩分摂取が必要のない犬は進化の段階で体で塩分を分解することが出来なくなってしまいました。必要ないので退化してしまいました。ですので、犬は塩分摂取は体に良くないことになっています。
摂取しすぎるとどうなる
では、犬が必要以上に塩分を摂取しているとどうなるのか。一番心配なのは心臓に疾患が出てしまう事です。体で塩分をうまく分解出来ない犬は、喉の渇きから水を大量に飲みます。そうなると血液が水により薄まり体積が増えてしまいます。ここで問題になるのがこの血液を体全体に送っているポンプ、そう心臓になります。心臓に余計に負荷が掛かってしまうことから心臓の病気になってしまいます。たかが塩分、されど塩分なのです。一見大したことないと思われる犬の過度の塩分摂取は、実に重大な病気になってしまう非常に怖い事なのです。
そらの日常生活風景
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