しつけの始め方！１番最初にすることは？実は何もしない事。

こんにちは、さらせなです！

しつけの基本は愛情です！

【わんちゃんが家に来たけど、しつけは何時からがいいの？何から始めればいいの？】

こんな質問に、優しく簡単にお答えいたします。

1 しつけ開始の時期
2 最初は何を？しつけの順番
3 しつけで心掛けること
4 一番大切なしつけ
5 しつけと芸の違い
6 そらの日常生活風景

しつけ開始の時期

わんちゃんが家に来て、さて何時からしつけを開始すればいいのか悩んでしまいますよね。しつけの開始時期は実は家に来た時から始まっています。最初にサークルなどを用意してわんちゃんを入れます。これは新しい環境に慣れてもらう為に最初に必ずやった方がいいことです。そして最初はあまりちょっかいを出さずに、そのままそっと無視をします。これによりわんちゃんは少しづつ環境、匂いに慣れていきます。これこそが、しつけの始まりなのです。家に来たわんちゃんを抱っこして色々遊びたいのはわかりますが、これをしてしまうとわんちゃんに状況を理解させたり考える行為を奪ってしまうことになります。初めの段階であえて１歩離すことでわんちゃんは空気を読む力、考える力を手に入れることが出来ます。これは非常に大切ですので、ぜひ覚えておきましょう！

最初は何を？しつけの順番

しつけは色々ありますよね、トイレやお座り、待てやダメなど。ここで失敗しないしつけの順番をお教えします。まず１番最初にすることは、上に書きましたが無視をすることですね。そして次にすることは、わんちゃんが状況に慣れて、こちらに気持ちを伝えてくる時になります。わんちゃんがジャレて来たりしても無視をしてください。そしてわんちゃんが諦めてゴロゴロしたりしたら、遊んであげてください。ここでやっていけないことは寝ているわんちゃんを起こすことはNGです。わんちゃんは本当によく眠ります。特に子供の時は寝てばかりです。これは成長に非常に大切なので睡眠を妨げることはしてはダメなんです。ゴロゴロしていたら遊んで、わんちゃんから遊んでと求めて来る時は無視をする。これが２番目にするしつけです。小さい時から、人が絶対で遊ぶ時や何かをする時も人がやるから一緒にやる。この事をわんちゃんに徹底的に教え込むことで、その後のしつけに大きな違いが現れます。わんちゃんが求めて来たからやるのでは無く、人がやる事を一緒にやらせる。これも非常に大切です。そしてトイレのしつけとマテのしつけを開始していきます。

しつけで心掛けること

しつけをする時に心がける事は忍耐です。言葉が通じないわんちゃんに教えるには中々難しいです。でも、同じことを教え続けると必ず覚えてくれます。大多数の人は中々覚えてくれないことで教えることを止めてしまいます。そしてうちの子は馬鹿だからとか、できるわんちゃんは元々が違うからと言い出します。これは大きな間違えです。わんちゃんは確かに犬種などで覚えが多少違いますが、基本どんなわんちゃんでも教え続けると必ず覚えます。ここで大切なのが忍耐です。教える方が忍耐を持ち教え続けることが出来るかにかかっています。時間はかかりますが、その教える時間もわんちゃんとの暮らしの楽しい時間です。前向きに楽しんで教えましょう。ちなみに、私、さらせなは愛犬そらにお散歩の歩き方、リーダーウォークを覚えてもらえるまで２年８か月かかりました。すごくいい思い出です。

一番大切なしつけ

１番大切なしつけ、それはマテになります。これはどんなわんちゃんでも１番だと思っています。特に大型犬は絶対です。どんな場面でもマテの一言で待つ、これを覚えさせると暮らしも大きく変わりますし事故も無くなります。よくニュースでわんちゃん関係の事故が流れますが、ほとんどの場合わんちゃんは悪くありません。何かのスイッチで本能が動いたり、ただ興奮して遊びたかったり、でも生きる世界の違いから事故になってしまいます。この本能、興奮、遊び、これをわんちゃんから取り除くことは出来ません。ですのでマテが重要になるのです。どんな状況でも待てればいいのです。何があっても待つ。また、待たせることにより、わんちゃん自身も気持ちが安定します。興奮しても待たせることで興奮の感度も少し落ち着きます。この気持ちが一瞬高まった時にマテを使うことによりわんちゃん自身の高まった気持ちを下げる効果もあります。人間社会で生きていく上でわんちゃんに１番大切なしつけはマテになることを覚えておいてください。

しつけと芸の違い

よくあることです。わんちゃんを飼い始めてからお手を覚えさせようとする方は多いです。簡単ですし、わんちゃん自身も体の構造上やりやすいです。しかし、しつけと芸は違いますので、わんちゃんには最初は芸を教えるのはやめましょう。まずは人間社会で生きていくためのしつけを覚えさせましょう。芸はわんちゃんとの暮らしで全く必要ではありません。わんちゃんに覚えてもらうしつけは、わんちゃんにとってとても重要なことです。子供に箸の持ち方、歯の磨き方を教える前に皿回しなど教えませんよね。ある程度のしつけを教えてから芸を教えるのはいいと思います。わんちゃんのお手、可愛いですから(笑)