目

犬の目は、０，２から０．３程度だと言われています。基本は視力はあまりよくありません。人間でもこの程度の視力の方は沢山います眼鏡やコンタクトをしますと問題ない視力になります。犬はだけで物事を判断しないので眼鏡やコンタクトを入れなくても問題ありません。また人間とは違う事もあります。それは暗闇では人間の１０倍目が効きます。夜のお散歩中に犬が何かに反応する時があると思います。また深夜の室内で暗闇の中で何かに興味を抱く行動をする時があると思います。これは幽霊を見ている訳だはありません。犬は暗闇でも目が効くのです。お散歩中は草むらの中にいる動物や塀の隙間にいる猫などを暗闇でも見る事が出来るので反応します。家の中でも虫や何かのきっかけで落ちた洗濯物が見えているので普通に反応します。犬の祖先は夜行性だったので犬の目は暗闇に強くなっています。また色別については人間よりも劣ります。人間のように色と色を鮮明に判別する事が出来ないと言われています。また眼球の作りは人間い近いので、人間の目の病気は犬でも起こります。犬も白内障などに普通にかかります。

耳

耳は基本的に良く聞こえていると言われています。しかし人間が聞こえる周波数帯とは少し違います。人間よりも高めの音が聞こえるます。人間が聞き取る事が出来ない音域を聞く事が出来ます。ですので犬笛など人間が聞き取る事の出来ない笛を用いて犬に指示を出す事が出来ます。また明確にはなっていませんが犬はその耳により地殻変動や電磁波などが聞こえているのではないかと言われています。地震が来る前や発生前に犬がとる行動が頻繁に報告されているからです。地面の中から聞こえる変動音やそれに伴い発生する電磁波を音として聞こえているのかもしれませんね。また犬の耳は聞くという事以外でも使用されます。何かを感じた時や、嬉しい時寂しい時、または怖い時に耳の動きが変わります。犬は人間のように細かな表情の変化は出来ません。その代わりに耳が人間よりも気持ちを表す動きをします。犬の耳の動きを見て気持ちを判断する事も出来ます。

嗅覚

犬の嗅覚は非常に良いです。人間の数千倍や数万倍と言われています。犬は鼻で生きていると言っても過言ではありません。先ほどお話した視力が低くても大丈夫なのがこの嗅覚があるからです。鼻が良いので遠くにいる物や人の判別も出来ます。普通に１～２キロくらい先の匂いも分かると言われています。そしてただ鼻が良いだけだはありません。嗅ぐ力も調整出来ます。犬が家で人間のシャンプーや家の芳香剤を嗅いでも大丈夫なのはそのためです。人間が数千倍匂う芳香剤を嗅いだら頭がおかしくなります。でも犬は大丈夫なのです。犬がお散歩中に他の犬のう〇ちをクンクン嗅いだりしても大丈夫なのもこのためです。また鼻の長い犬ほど嗅覚が良いと言われています。嗅覚をどのように判断して感じているかは犬に聞かないと絶対に分かりませんが、色々な研究から犬の嗅覚の良さは明白になっています。

考える

犬は、人間と異なる体をもって生きています。ですので見え方や感じ方も違います。そのことを理解した上で犬の気持ちになり接してあげましょう。そしてその特徴を生かした遊びや躾をしてあげましょう。面白いことも沢山見る事が出来ます。実際に犬と暮らして接していると勉強になる事が沢山あります。人間には出来て犬に出来ない事。犬には出来て人間には出来ない事。実に面白いです。同じとこ、違うところをしっかり理解して犬と暮らしてあげてくださいね。